アロマで介護!導入編

アロマと介護

はじめに

私が何故アロマオイルを好み、介護施設でのケアに取り入れたのかをお話ししていきます。人と人とが密に関わる介護施設。それは職員同士のアレコレも含めて、です。そんな悩みがあなたにもないですか?これを読むと事で何かヒントになるかもしれません。

アロマとは何か

「アロマ」とは、「香り」という意味です。

アロマオイルにも色々な種類やグレードがありますが、ここでは全てを総称して「アロマオイル」と記述していきます。

それでは、まず介護現場の実情と、何故アロマオイルを採り入れることになったのかを書いていきたいと思います。

介護現場の実情

皆さんの介護のイメージはどのようなものでしょうか?

キツイ?汚い?休めない?大変?

あまり良いイメージはないのでしょうか?

それとも、高齢者の方と触れ合える、温かさに触れられる、有り難うを沢山貰える、沢山の経験が出来る・聞ける

こんな良いイメージもあるでしょうか?

実際には、どちらのイメージも正解です。

どんな事も、どんな仕事にもプラスとマイナスの両方がありますよね。

介護現場での仕事内容は、どの施設でも大きく変わることはありません。

食事、排泄、入浴、レクレーション等々ありますね。

では、各施設の違いは何でしょうか?

何だと思われますか?

それは「人」です。もう一つ加えて言うなら「環境」です。

これは、どの職種にも当てはまることですが介護現場となると切実なんです。

何故なら、人の人生に足を踏み入れる仕事だからです。だからこそ、「人」や「環境」が大切になってくるのですね。

人間関係と、職員のココロ。そしてそのケア

職員の中に若くしてベテランもいれば、年配の新任職員もいます。

皆さんも思い当たることはないでしょうか?やたらと口うるさく、なにかとマウンティングしてくる人。あなたの周りにはいませんか?

口が悪く口調も強いので、現場の空気も良くはないですよね?

そんな人間関係に疲弊し、日々の介護業務でも疲弊し。その上夜勤や早出勤務に遅出勤務。生活時間もバラバラで体調を崩しやすくなっていませんか?言葉って大切ですよね。

以前の私もそうでした。

では。今は何故、心も体も元気に過ごしているのでしょうか?

私が実践してきたことをそのままお伝えしていきますね!

必要はケアとは

まず一番大切なこと。それは

休むということです。

そんな簡単に休めないよ〜!何言ってんの〜!という声が聞こえてきましたねぇ。

そうですね。私もそうでした。「休めない」「休んではいけない」そう思っていました。ですが、休みたいのに休まずに無理を続けていると体からサインが来ます。悲鳴とも言えるかもしれませんね。

ええ。体調不良になりますね。風をひいて、なかなか治らず長引いて。終いには発熱して休まなければ成らない状況になります。

ここまで来て、やっとやっと休みます。私はそうでした。休んではいけない、と強く思っていましたから。

はい、私の勝手な「思い込み」です。なので、簡単に休んだり早退する人を僻んでました。

そうして、益々ストレスをため、不満を溜め込み体調どころか顔も性格も悪くなって行ったのです。

恐ろしいですよね〜笑

ここに来て、やっと勇気を出してみます。

はい。頑張らない・休みたい時は休む

ということをやってみました!凄ーい勇気ですね!凄く勇気が要りましたよ〜!

ではでは、休んだ私はどうなったのでしょうか?私が休むことで現場はどうなったのでしょうか?

思い込みと現実

私が休むことで現場はどうなったかというと。

ハイ。皆さんご想像の通り!!

なーんにも変わりません!いつも通りの変らない日常です。

私一人が休んだところで施設が潰れることはありません。当たり前ですよね。だけど、休む前は、休むことができない頃の私は「絶対に休んではいけない」と、頑なに思っていました。

何故でしょうか?

今なら分かるのですが、「休まないで!」と言って欲しかったんですね、私は。

「休まないで!あなたに休まれると困るの!みんなが困るの!あなたがいないと困るのよ!」そう言って欲しかったんですね。

つまり、認めて欲しかったんです。周りの人に、同僚に、上司に。

認めて欲しかったんです。

何故でしょう?何故こんなに強く、認めて欲しいという感情があったんでしょうか?無理をして体調を崩してまで認めて欲しかった、その訳とは?

自分で自分を愛する

他人に認めてほしい時。それは自分が自分を認めてない時です。

こんなんじゃダメだ。私なんて、ダメだ。私なんて何も出来ない、出来てない。私なんてダメだ、私なんて私なんて私なんて、、、

そうして否定している自分がいるんです。

マウンティングしてくる人や、やたらと強気な人もそう。そうしないと不安なんですね。

私はダメだと思って、思い込んでいます。なので、周囲の人たちは皆、自分のことを否定していると思い込んでいる。

否定されたと勝手に思い込んで、相手を攻撃する。ダメな自分がバレないようにマウンティングしてくる。

周囲の人たちも疲れますが、一番疲れてしまうのはその人自身です。

顔はまるで般若のよう。顔色は悪く肌もカサカサ。

これ、以前の私です(笑)

体調を崩して「休む」ことをした私は、これを期に自分を愛でることを始めました。

嫌なことは嫌と言う。

例えば、飲み会には行かない、疑問に思ったことは口に出す質問する、嫌味な言い方をされた時はどういう意味なのな聞いてみる、休みたい日の勤務変更は断る、等々。

今までは我慢して飲み込んでいた言葉や感情をクチに出すようにしました。

口に出す=感情を出す=感情に蓋をしない

そうすることで、嫌われるのではないか?と恐れていましたが結果オーライです!

何をしても何を言っても、嫌うひとは嫌うし好きでいてくれる人は変わらず私のことが好きです。

なによりも、自分が自分を好きになれました。これが一番だと思います。それに、以前よりも私のことが好きだと言う人が増えましたし、有り難いことに可愛いとか綺麗だとか言われるようになりました。性別問わずです。嬉しかったです〜

そうして自分を愛し大切にしていると、出会う人も変化してきます。こういった経験は何方にもあるのではないでしょうか?

そんな中、出会った人の一人がアロマオイルを使ったケアを施設でやってみないかと話をしてくれます。

利用者様はもちろんの事、職員も変化していきます。次回からはアロマオイルを紹介しながら、実際にどのように使ったいったかをお話していきますね。

まとめ

人と人とが密に関わる介護施設。利用者様の生きてこられた過程を尊重しながら、余生を幸せに楽しんで頂く。そのお手伝いとして、介護職員が様々なケアをさせて頂いています。その介護職員が心身ともに疲弊していたら、どんなケアになるでしょうか?

職員全員が自分を愛でて、溢れる愛で介護のケアをしたとき。それはそれは素敵な施設が出来上がりますよね。

では、また〜。

            りょうこ

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