介護とアロマケア!香り編

アロマと介護

はじめに

アロマとは、「香り」です。

最近、アロマという言葉を聞くことが増えてきたと思います。消臭剤や柔軟剤、石鹸やシャンプーのパッケージでもよく見かけますね。

では、その「香り」を介護施設に取り入れた時のお話をしていきます。

介護とアロマ

皆さんは、介護施設と聞くとどのようなイメージがわきますか?

楽しそう?やり甲斐がありそう?それとも、キツイ?大変?休めない?

どんな職種にも、良い面もあればその反対に良くない面もあるのではないでしょうか。

介護現場は「人対人」の仕事です。対面する相手の奥深く、人生の奥深くまで入り込んで関わって行く事も多くあります。

そこには感動あり喜びありの素晴らしいキセキが存在します。それと同時に、悲しみや憎しみに触れることも少なくはないのです。

そういった様々な場面に活用できるのが「アロマ」です。

香りがどのような場面で、どのように働きかけていくのか。お話していきますね。

なぜ介護にアロマなのか

仕事をしていると、何らかのストレスは日々感じるものです。同僚や先輩、上司と反りが合わないと毎日が大変なストレスになってしまいますね。

相手の言葉や態度に一喜一憂したり。言いたい事を飲み込んだり。理不尽な扱いを受けたり。

相手の言動に合わせて、自分の出方を変えることもあるかも知れませんね。

そうなると、かなりのストレスがかかってきます。

介護施設に限らず、営業職や学校の先生、美容師さんもそうですね。職場の人間関係だけでなく「人対人」の仕事は色んな場面で、色んな人と関わっていきます。

言葉一つで誤解を受けたり、言葉が足りなくて誤解を招いたり。

反対に、その言葉一つで場が和んだり。嫌いなアイツと何だかいい感じになることもあるかもしれません。

言葉は直接心に届きます。言葉と同時に使う、または言葉なしでも心を動かす力があるものがあります。

それが「香り」である「アロマ」です。香りは安らぎ緩み安心を与えてくれます。

安らぎ緩み安心を与えることで、人間関係は良好になっていくでしょう。何故なら、強がって力んで不安だから相手を受け入れられないのです。

マウンティングも必要なくなりますね。

では、香りについてお話していきましょう。

香りの魅力

あなたの好きな香りはどんな香りですか?大好きな人とハグした時の香り。赤ちゃんの香り。花の香り。夕飯の頃にキッチンから漂う幸せの香り。

では、反対に苦手な香りはありますか?あなたがいい香りだと思っていても、あの人には苦手な香りだということもあるかも知れませんね。

好きな香りも苦手な香りも、強い印象として残ることが多々あるのではないでしょうか。また、ふとした時に香ってきたその香りで思い出す事や人物もあると思います。

このように、香りが与える影響は大きいものです。心地よく安らぐ香りの中で、大好きな人と過ごすこと。それはこの上ない幸せの時間ですね。

人は安らぎの中で触れ合うと、オキシトシンというホルモンが分泌されるそうです。それから優しい言葉。言葉一つで気持ちが変わりますね。ありがとう、大好きだよ、大丈夫だよ、心配いらないよ。等々は安心できますね。

触れるということ、それに香りをプラスしていけばもっと安らぎを与えるのことができるのではないでしょうか?

香りは匂ってから0.2秒で感じられます。香りが与える影響は大きいですね。

大好きな人に触れられた時、触れた時。その時にふわっと香った良い匂い。その時の気持ちはどうでしょうか?

香りが与える影響はまだまだあります。次で話していきますね。

香りと触れるということ

背中をトントンとさすって貰う。お腹を温かい手で撫でて貰う。頭を優しく撫でて貰う。

それだけで安心したり、不思議と痛みがなくなったり。そんな経験はありませんか?

大好きな人の手は心地がいいですよね。

そんな大好きな人の手のひらに、アロマオイルを一滴垂らします。それだけでいい香りが漂ってきます。

その手で背中や手、脚を撫でて貰います。

なんとも幸せな時間です。その人自身の香りも混ざり合って、とても心地の良い香りが漂います。

大好きな人というのは、異性でなくても構いません。お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん。子どもに孫。ともだち。

そっと優しく、背中を撫でる。トントンと優しくさする。

すると、すーっと力が抜けてきます。

「大丈夫、大丈夫、大丈夫よ。」そんな言葉を掛けるのも良いですね。

介護とは、相手の方の日常生活に足を踏み入れます。その時に何か必要で何に気をつけるのか。様々な配慮が必要です。ただ、難しく考えすぎずに『自分だったらどうされたいのか』を常に考えて行動すれば良いですね。

りょうこ

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